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			6畳間にB&W(S-800)の超奴級システム 
			
				
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									|  |  Y.Mさんとは6穴インシュレーター(PB-6)を最初に買って頂いたのがきっかけで、10年近く前からのお付き合いになります。昨年に今のシステムに一新されたと聞いてはいたのですが、6畳間の狭い部屋にシグネチャー800、ドライブ陣はNIROの巨大なパワーとプリ。正直パワーアンプの大きさと発熱には圧倒されました。 
 本来それだけでも大変なのにソフトと本で部屋は一杯です。天井や壁面に梁と柱の出っ張りがあり、物の収納には苦労の後が見えます。そんな状態ですからリスニングスペースは一人がやっとこさです。
 
 つい先ごろ、電源タップの「ナイアガラJr.」と「ACケーブル」、そしてエボニー製「フェーズプラグ」を同時に買って頂き、大分ストレスが取れて聴きやすくなったとのご感想でした。ローゼンクランツ製品にハッキリとした活路を見い出せたのでしょう。
 
 
  今回はS-800の足にRK-BWの取り付けセッティングでお伺いしました。その前に現状での音をお聞かせ頂き対策を練ろうと考えますが、レイアウトに制約があり出来る対策の選択肢はそんなに多くあるものではありません。 
 音の印象はスピーカーと足場の関係から来るもので抜けの悪さが私には気になりました。現在使ってあるベースは20ミリ強の合板の底に鉄板が貼り付けてあり、その要所と見られるヶ所に20ミリほどの木のキューブブロックが10個付いております。
 
 如何せん床は空気を多く含んだ畳ですから、振動移動の面に於いて有利ではありません。当然振動の余波が次々と連続して出て来る音楽信号と混ざり合って濁ってしまいます。また、スピーカーの底にはオリジナルのキャスターからステンレス製のインシュレーターに換えてあります。
 
 反発係数の大きなインシュレーターでスピーカーを受けるとその音楽振動の大半が跳ね返ってスピーカーのほうに逆流してしまいます。その結果としてストレスが発生するのです。要は音楽エネルギーをシッカリと受け止めながら、そのエネルギーを放出させてやらなければなりません。決して逆流はさせてはならないのです。
 
 
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									|  |  < そのエネルギー放出の経路は次の二つです > |  |  
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									|  | ● ユニットから空気中へ
 (この対策はカイザーウェーブに乗せてフラッターエコーを避けます)。
 
 ● エンクロージャーキャビネットを通して床へ
 (ローゼンクランツの歯と歯茎構造のインシュレーターで解決します)。
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